VOICES
Two Interviews

CUSTOMER 01
タマチャンショップ代表

宮崎県都城市で食品EC事業を展開。楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー累計8度受賞、JAPAN EC大賞2024で総合大賞とブランド部門賞のダブル受賞。救仁郷とブランドの仕事を始めて、14〜15年になる。
うもれん代表・救仁郷と14〜15年にわたってブランドの仕事を続けてきた、タマチャンショップ代表・田中キャプテンにお話を聞きました。
「当時はどちらかというと、何を伝えたいかというよりも、どうしたら売れるかということに必死で、とにかく売れるものを探しては販売していました。
デザインにおいてもトレンドや憧れのショップを見て真似していくようなところがありました。」
「本当にごちゃごちゃしていたというか、何を伝えるかよりも何を売るかに集中していたので、混沌としていて、常に時代に流されながらやっていたかなというのはありますね。」
「ブランディングって言葉すら知らなかったです。」
「もう『勝てないな』って唯一思ったのが救仁郷さんだったんですね。」
「当時楽天をやっていて、ウェブの中で一番の目標って売ることもあるんですけど、いいお店を作るっていうのがすごく憧れだったんです。
そんな時に救仁郷さんが楽天に出店されて、もう圧倒的すぎて。
それまでも努力して、当時のレジェンド店舗さんにどう近づけるかみたいにやっていて諦めてなかったんですけど、救仁郷さんのデザインを見た時にちょっと諦めたというか、『きっとこの方には勝てないんだろうな』ってずっと思ってました。」
「本当にすがるようにして頼んだ、というのがありました。」
「最初はプロダクトベースで始まっていくのかなと思ったんですけど、まず『コンセプトからやり直そう』というところからが結構衝撃的でした。」
「ロゴ一つとっても、もっとおしゃれな感じで来るかなと思ったんですけど、それがとてもシンプルで。
あの時、みんなから反対を受けたというか、『こんなシンプルなロゴになるの?』みたいな状態だったので、本当にこれで大丈夫なんだろうかみたいな心配はすごくありましたね。」
「綺麗なサイトやLPを作る感じなのかなと思っていたので、『何をこのお店が伝えたいのかが一番大事』と言われたのはすごく衝撃でしたし、本当にその通りだなと感じて、それが今でも自分の中で根底にあります。」
「一番はやっぱりコンセプトですね。物を売ることで認められると考えていたのが、コンセプトを掲げてから一気にお客様の質も変わりましたし、何よりもお客様が一番共感したのは商品ではなくて、タマチャンショップのコンセプトにすごく共感していただけたというのが、弊社にとって一番大きな変化だったんじゃないですかね。」
「今まで売ることに必死で、特に家族経営だったりしたので、『本当に何をやりたかったんだっけ?』みたいな会話の共通言語が、コンセプトをベースに社内でできました。」
「いろんな課題や問題と向き合う時も、コンセプトに照らし合わせて『自分たちが今やってること正しいんだっけ?』と議論していけるようになったのは本当に大きいですね。問いの立て方から変わりましたね。」
「いろんな立場で意見がぶつかることもあるんですけど、やっぱり『タマチャンショップとしてどうなのか』というところで議論できるので、誰も傷つかずそれをベースに議論を立てられるのは大きかったですね。」
「変わらないですね。」
「あれをやってなかったら今でもきっと物売り屋をやっていて、売上を上げようとか売れるものを作ろうみたいな会社だったんじゃないかなって、すごくそう思います。」
「スタッフにとっても救仁郷さんが今いるだけでもとても心理的安全性が高いので。今でも『救仁郷さんだったら…』という会話になりますし、気が引き締まるというか、スタッフにとってもすごい支えになってますね。」
「いや、もう本当9割それじゃないですか。」
「商売イコール売上がないと、結局守ることもできない。マーケティングチームやデザインチームにも言うんですけど、自分たちの仕事は誇りを持ってやるべきで、売上があるからこそ守るべきことや、やるべきことがある。」
「救仁郷さんと出会ってなかったら、絶対ここまで成長してないですし、ただ単に商品が売れただけじゃなく、人の人生にもしっかり役に立てている企業になれたんじゃないかなと。」
「セミナーがあっても、救仁郷さんと一緒にやってきたことを僕が代弁して『もっと世の中ブランディングを取り入れた方がいいよ』と弁護士みたいな感じでやっていると思っています。」
「商品に自信を持っている方とか、世の中を変えていきたい方、ただ売ることに疲れた方とかですね。」
「企業を大きくしていきたい方、人数が増えていく中で、最初は自分1人だったのが10人、20人と増えてくると必ずコンセプトが絶対大事になるので。
経営者さんで、人が増え売上が増えれば増えるほど悩みが絶対増えると思うので、そういった方々には。」
「自分の商品に愛を持っている人には特に、ブランディングをやっていくことはすごく大事だと思いますね。」
「建築士じゃないですか。理想があって、自分たちがどういうものをやりたいかってなった時に、そういう柱をここに立てた方がいいとか、土台はこうしましょうとか、そういうのをしっかり設計してくださって。だからこそ自分たちが部屋に飾り物を置けるとか、動きやすくなるとか、進みやすくなるみたいな感じがしますね。」
「設計士というか、建築士で、コーディネーターみたいな、トータルクリエイティブっていう感じがします。」
「ある意味、人間型AIというか、トータルプロデューサーみたいな感じですかね。どこでも相談できるじゃないですか。戦略もデザインもマーケティングもトータルでできる。」
「EC業界の方やデザイナー、ブランディング会社さんに頼んでも、ある分野には特化していてそれぞれの特性があるんですけど、救仁郷さんはそれが全部できちゃうから、化け物ですよね(笑)。」

CUSTOMER 02
たかちほ正史発酵蔵 三代目

宮崎県都城市の発酵蔵で、創業から70年近い歴史を持つ。「混ぜない納豆」をコンセプトに、新しい納豆体験を提案している。救仁郷とブランドの立ち上げから一緒に取り組み、現在に至る。
うもれん代表・救仁郷とブランドの立ち上げから一緒に取り組んできた、たかちほ正史発酵蔵 三代目(専務)にお話を聞きました。
「商品1個1個それぞれが、独立しているような形の販売の仕方になっていたので、売れていないわけではないけれど、ブランドとしては成り立っていませんでした。」
「商品と商品の横のつながりがなく、バラバラの状態でしたので、同じ会社の商品という印象も薄かったかもしれません。」
「それに、商品価値の、伝えたいことが、きちんと伝えられていたかというとそうでもなかったと思いますし、ブランドとしての軸もなかったので、伝えていることもブレていたと思います。」
「救仁郷さんの作成するLPは、売れるからです。」
「元々、随分前から何度かLPをつくっていただいたりしていましたので、実はこちらからお仕事をお願いしたいと思っていたときもありました。今回お声がけいただいたので、お願いさせていただきました。」
「こちらの思ってることを形にして、なおかつ『成果』をだせる仕事をしていただける方なので、あまり迷いはなかったです。」
「しいて言えば、今まではLPのお仕事をしていただいてましたので、ローンチするまでに時間がかかったことでしょうか。」
「といっても、新しいブランドの立ち上げから、その柱となる部分の構築だったり、通販サイトのリニューアルなども含めてすべてしていただいたので、販売するまでの時間がかかったというのはありましたが、その過程で生まれるものは、想像していたものよりも、素晴らしかったです。」
「どこかでブレがでないほど、しっかりと土台から作りこまれていったので、ローンチから3ヶ月で第1目標に到達しました。想像以上の成果でした。」
「『土台』と言っても、最初の頃は、商品を作ったり探してきたりする時に、何もなかったんです。『これ美味しそうだな、売れそうだな』というフワフワした感じだけで動いていました。」
「救仁郷さんと一緒に時間をかけて作っていったのは、ビジョン、コンセプト、ミッションといった、会社としての軸の部分。そして、商品ロゴ、パッケージ、商品全体の印象まで。」
「土台ができてから、迷いがなくなりました。『これちょっとズレてるな』とすぐ判断できる。商品をポンと出すんじゃなくて、何のためにその商品があるのかが明確になって、迷いなく紹介できる。形になったので、迷いなく伝えられるようになりました。」
「救仁郷さんと話していて、特に『この人わかってくれてるな』と感じるのは、言語化の力です。こちらがフワッと伝えたことを、しっかり言葉にしてくれる。『それ、それ、それ』と思わず言ってしまう瞬間が、何度もありました。」
「絵やデザイン、写真についても、全体的な一貫性が出てきます。ひとつだけ浮いている、ということがなくて、かっちりハマってる。違和感のある部分がない。」
「お客様の反応です。」
「ただの1商品ではなく、しっかりとブランドの想いや商品価値が伝わっていて、納得した上でご購入してくださっている方がほとんどですので、購入までの体験を含めて、ほかの商品との違いを感じてもらえていることが大きな変化です。」
「一般的な価格より高いにもかかわらず、お値段以上の価値を感じていただけています。」
「特に多くいただくのが、『感動』というお言葉です。インスタだけでなく、お電話でも本当によく聞きます。スタッフ間でも『すごく感動って言ってくるよね』と。自分とこの商品なんですけど、感動までしてくれるんだなって、ちょっと驚いています。」
「ですから、同じカテゴリーのたくさんある商品の中で、埋もれなくなったと思います。」
「個人的にも、仕事への感覚が変わりました。以前はどこかから商品を持ってきてポンと売上を上げる、作業しているような感じだったんです。今は、自分でブランドを作って伝えていきたいと思っても『どうすればいいんだろうな』と、全然してこなかったことが、形になって、お客様の反応も返ってきて、数字も上がってくる。」
「会社のアイデンティティが、ちゃんとできた感覚があります。今までちょっとボヤッとしていて、商品は自信ありましたけど『会社としてはどうなんだろうな』だったのが、忘れられないものをまとった感じというか、会社として強くなった感じがします。」
「業者さんに頼んでみたり、電話の営業に『そこまで言うなら』と頼んでみても、結局あまり変わらない。だったら自分で作った方がいいやと、自分で全部作る、というのを繰り返してきた方も、たぶん多いんじゃないかと思います。」
「探しても、ほぼほぼ裏切られる。自分の希望を叶えてくれるところを見つけるのが、本当に難しい。」
「自分はラッキーだったなと思っています。」
「だからこそ、今までいろいろな業者に頼んできて、成果が出なかった経験を持っている人には、特におすすめしたいです。」
「それと、商品の魅力を引き出して、伝わる形にしたいと思っている人です。食品でいえば、こだわりをもって良いものを作っているけど、販売がうまくいっていないといった悩みをもっている方とかですね。」
「頭の中にあるものが、見える形になり伝わる。」
「商品を作ること自体には自信をもっていても、どう伝えるのか? こうしたいとか、こんな風にやっていきたいと思っていることがあっても、それをどうやって形にするか(デザインも含めて)なかなか難しいと思います。」
「頭の中にはあるのに、それをうまく具現化できていないモヤモヤした状態が、どんな想いを、誰に、どう届けるかという部分まで一緒に深く整理して、ちゃんと伝わる形になります。」
「ただの商品ではなく、思いも含めてお客様に届けられるようになります。」
Next Step
作って終わりにしない。売れるところまで。その先も。
埋もれない理由を、いっしょにつくりましょう。
まずは埋もれ診断で、詰まりどころを整理しましょう。